複雑な借地権

17年10月12日

土地の上に建てられた建物。土地も建物も、常に同じ人の所有物であると、お考えでしょうか。実は“常に”、ではないのです。1992年8月1日に施行された借地借家法では、第3者から土地を借り、そこに自分の建物を建てる権利、すなわち借地権を認めています。その借地権も満期を迎えたり、建物に住むことがなくなったりした場合、借地契約を解除し、さらに建物をなくしてしまった状態で、地主からお金をいただくこともなく、返さなければならない。借地権について詳しくない方は、こう考える方もいらっしゃいます。借地借家法での定期借地権を除く借地であれば、借地権は満期を迎えたからと、なくなってしまったり、一方的に解除されることはなく、借地権者は売却や更新の権利を有するとされています。

しかし借地権を譲渡する際、地主の承諾が絶対必要な条件とされているだけです。具体的なことは示されていませんので、これが借地権をややこしいものにしている原因となっています。また民法上の借地権というのもあります。資材置き場や月極駐車場など、建物を所有することを、目的とはしない場合がそれです。

とにかく複雑で、一般の私たちには理解が難しい、借地権の売買を考えている人は、専門の業者に頼るのが1番。とりあえずの相談程度であれば、無料で行う会社が、いくつもあります。中には相談料金に加え、出張費や具体的解決方法の提案まで、無料の会社もあるほどです。弁護士でも解決できなかったことを、解決できる優秀な会社もあります。借地権のプロに任せ、頭痛の種とは即刻縁を切りましょう。