クリアすべき問題

17年10月13日

「借地権は難しい。土地と建物に関することだから、不動産業者なら詳しいだろう。」こう考え、不動産業者に相談しに行く人がいます。しかし彼らの中には、借地権に慣れない人も、少なくないのが実際です。レアケースではありますが、地主からの承諾が得られなくても、借地非訟でなんとかなると、考えている業者も1部にはいます。借地権には多くの制約があり、権利もあやふやにしか定められていないこともありますので、借地権売買の相談をする時は専門的に扱っている業者に頼ることがお勧めです。

借地権を譲渡する場合、譲渡承諾料というものがあり、借地権金額のおよそ10パーセント程度であることは、よく知られています。しかしそれ以外にも、借地権譲渡には契約の更新・金融機関からの融資の承諾・新地代など、クリアすべき問題は、1つや2つではありません。“あやふやにしか定められていないもの”とは、これらのことを指します。これらが解決できなければ、譲渡もできません。必ず必要とされている、地主からの承諾ですが、地主と借地人で考え方が、一致しないケースもありえます。借地人とその親族との間で、相続について考え方が、まとまらないこともあります。これらが、“多くの制約”です。